プロジェクトの歴史

Helmは卒業した CNCFプロジェクトです。

Helmは、現在Helm Classicとして知られる、2015年に開始され、最初のKubeConで紹介されたDeisプロジェクトとして始まりました。

2016年1月、プロジェクトはKubernetes Deployment Managerと呼ばれるGCSツールと統合され、プロジェクトはKubernetesの下に移されました。コードベースの統合の結果、Helm 2.0が同年後半にリリースされました。Helm 2に残ったDeployment Managerの重要な機能は、サーバーサイドコンポーネントであり、Helm 2.0の最終リリースに向けてDMからTillerに名前が変更されました。

Helmは、2018年6月にKubernetesのサブプロジェクトから本格的なCNCFプロジェクトに昇格しました。Helmはトップレベルの運営組織を形成し、Monocular、Helm Chart Repo、Chart Museum、そして後にHelm Hubなど、いくつかのプロジェクトがHelmプロジェクトの下に統合されました。

Helm 3の開発サイクルが始まると、Tillerは削除され、Helmはクライアントツールであるという当初のビジョンに近づきました。しかし、Helm 3はKubernetesクラスタ内でリリースの追跡を続けているため、チームは共通のHelmリリースのセットで共同作業を行うことができます。Helm 3は2019年11月にリリースされました。

Helmは2020年4月にCNCFプロジェクトとして卒業しました。

CNCF Artifact Hubは、2020年10月にHelm Hubの後継となりました。