リリーススケジュールポリシー

Helmは、ユーザーの利益のために、リリース日を事前に定義し、発表しています。このドキュメントでは、Helmのリリーススケジュールを規定するポリシーについて説明します。

リリースカレンダー

今後のHelmリリースを示す公開カレンダーは、こちらにあります。

Helmのバージョンは、x.y.zとして表されます。ここで、xはメジャーバージョン、yはマイナーバージョン、zはパッチバージョンであり、セマンティックバージョニングの用語に従います。

パッチリリースでは、バグ修正とセキュリティ修正が提供されます。新機能は含まれていません。

最新のマイナー/メジャーリリースに関連する新しいパッチリリースは、通常、毎月第2水曜日に実施されます。

優先度の高いリグレッションまたはセキュリティ問題を修正するためのパッチリリースは、必要に応じていつでも実施できます。

パッチリリースは、以下のいずれかの理由でキャンセルされます。

マイナーリリースには、セキュリティとバグの修正に加えて、新機能が含まれています。APIとCLIの使用方法に関して、後方互換性があります。

Kubernetesのリリースに合わせて、Helmのマイナーリリースは4か月ごと（年間3回）に実施されます。

必要に応じて追加のマイナーリリースを実施できますが、発表されたリリースが7日以内でない限り、発表された今後のリリースのタイムラインには影響しません。

リリースが公開されると同時に、次のマイナーリリースの日付が発表され、HelmのメインWebページに掲載されます。

メジャーリリースには、破壊的な変更が含まれています。このようなリリースはまれですが、Helmが重要な新しい方向に進化し続けるために必要な場合があります。

メジャーリリースの計画は難しい場合があります。そのため、最終的なリリース日は、そのようなリリースの最初のベータ版が利用可能になった後にのみ選択され、発表されます。